ファイアーエムブレム 暁の女神 レビュー

ちまちまやってやっとこさクリアしたので、軽くレビューでも。


■S・RPGとして
・第一部
従来のファイアーエムブレム。育成しつつマップ攻略。難易度は勝利条件にこだわると難しめ。


・第二部
育成はあまりできないが、能力が安定しているキャラクターを与えられ、
戦術のみに特化してマップ攻略。難易度易しめ。


・第三部以降
聖戦の系譜の第二部のような物。味方がインフレを起こしており、戦術を特に考えずとも勝てる。
数カ所のみ第一部のキャラクターを使うマップがあり、そこは難しい。(第一部で丁寧に育成していないとパラが辛い)


ごく普通にプレイした場合、【三部以降のキャラクター>>>>一部の育成キャラクター】
ぐらいの差がついてしまうため、以降は三部のキャラクターのみでマップ攻略をすることに。
前作(蒼炎の軌跡)をプレイしていないと、思い入れがなくなってやる気が失せるのではないでしょうか。
(例:ミカヤお姉ちゃんが可愛いから使いたいけど、速さも防御もないから突っ立ってるだけなんだよウワァァン)


■ストーリー
王道系の一本道ではなく、様々な思想が交錯する語り方をしており、惹きつけられる部分は結構あります。
ただ、第四部以降の「結」の部分は、前作の「結」にもなっており、これまた前作を知らないと魅力が・・・


■総括
S・RPGファイアーエムブレム』としては、どうも魅力に欠けるような気がします。
キャラクターがガンガン入れ替わるので、どうしても「RPG」的な部分が薄くなりがちです。


逆の視点から、キャラクター固定の戦術ゲームとして捉えても、難易度が低すぎて物足りません。
第四部以降は本当に作業でした。強いユニットを単騎特攻させておけばOK。


ストーリーもキャラクターも前作を引きずっているので、
アペンドディスクという捉え方をするのがいいのかもしれません。