御影瑛路はよい作家

電撃初のイラスト無し小説、「僕らはどこにも開かない」でデビューした作家です。


「問題作家」とか宣伝されていますが、それは単なる表層部分に過ぎません。
表現が電波や狂気のように見えるだけで、実際は同年代の若者の心の動きを丁寧に描いています。
特に「僕らはどこにも開かない」は、友情と恋愛の美しい話であり、
読後に爽やかな気分にさせてくれます。


■a方式
ファンタジー 小/SF 無/ミステリ 無/ホラー 無/恋愛 大/残酷表現 無/屁理屈 大/精神系 中/アクション 無/
キャラ 小/日常 無/ギャグ 無/満足度 5/5/オススメ度 4/5/


という感じで、お薦めできる作品ですので、是非買ってみてください。