千円札は拾うな

今朝の朝日新聞の三面下段に、この本の広告が出ていました。
本には特に意味はないのですが、広告のコメントが面白すぎるので紹介しようと思います。
一応、ビジネス思想啓蒙本の類だと思います。


広告そのものは、中央にタイトル。左上に「ベストセラー7万部突破!!」
というよくある内容なのですが、読者からの反響欄で遊びまくってます。


全部で六人のコメントがあり、上三人は、「面白い・凄い・1200円以上の価値がある」
という無難な内容なのですが、四人目から壊れます。


「彼氏は彼女のいる人間から選べという理論には凄く納得できたのですが、
私の周りにはそんな予約待ちの素敵な人はいません」−22歳 保育士 女性


「タクシー通勤!! なんという素晴らしい発想!!」−76歳 無職 男性


「(中略)今まで見たこともない変化をする球を投げてくる本でした」−30歳 サラリーマン 男性


女性はコメントに洒落が効いてて小気味いいのですが、
ぶっちゃけ「あほか」と言っているのと同意義ですね。


無職のおじいさんは無責任すぎー


サラリーマンのコメントは、苦笑いするしかなかったよというニュアンスが伝わってきます。


これを書いたコピーライターの方は、
ビジネス啓蒙本に見せかけて、本当はトンデモ思想本なんだよと必死で伝えてくれているのですね。