NB100/HF Vista クリーンインストール

NB100HF

暁がネットブックを衝動買いしてみるというので、値段が下がり続けているNB100/HFを買ってみました。
コンパクトで軽く、それなりの性能のSSDを積んでいて、バッテリーが公称5時間持つというモデルです。
が、OSがVistaHBという・・・なので人気がなく、投げ売り体制に入っているようです。
モリーは標準1GBなので、Transcend JM800QSU-2Gを追加で購入。裏蓋を開けるだけで簡単に交換可能です。


とりあえずXP化するかと情報を集めていたら、
「XPだと輝度設定が保存されず、再起動時に最大になる」という情報を見つけてorz
(Desktop Lighterというソフトを使えば起動時はなんとかなるようですが、 
スタンバイ復帰時などには戻ってしまうようです)


このままだと使い勝手がアレなので、暁と相談した結果、Vistaを入れておくかという話に。
標準のHomeBasicはAEROさえ使えない子なので、とりあえずBusinessのSP2をクリーンインストールしてみることにしました。


クリーンインストールを行うに辺り、まずはリカバリディスクの作成を行いました。
参考記事:http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2009/0317/hotrev404.htm
C:\TOSAPINS\TOSHIBA_Recovery_Disc_Creator\setup
にソフトが入っているので、これをインストールしてさくっと作成。外付けドライブがあれば特に問題ないと思います。


この、「TOSAPINS」にはドライバなどもまとめて入っているので、別途バックアップしておきます。
さらに、インストール直後に効率よく作業するため、下記のドライバーをダウンロードして保存しておきます。


・INF アップデート・ユーティリティー - 主としてインテル 4, 3, 900 シリーズ・チップセット
http://downloadcenter.intel.com/filter_results.aspx?strTypes=all&ProductID=816&OSFullName=Windows+Vista+32&lang=jpn&strOSs=164&submit=Go!

インテル マトリクス・ストレージ・マネージャー
http://downloadcenter.intel.com/filter_results.aspx?strTypes=all&ProductID=2101&OSFullName=Windows+Vista+32&lang=jpn&strOSs=164&submit=Go!

・KOHJINSHA SR シリーズ (WindowsVistaモデル) ビデオドライバ
http://jp.kohjinsha.com/support/content/supt/driver.html#sr-v
[15.6.0.1322]プレビューモード(1024x768)などの機能追加とあるように、縮小表示を可能にしてくれます。

Realtek 1000M_LANドライバ
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=4&PNid=13&PFid=5&Level=5&Conn=4&DownTypeID=3&GetDown=false

Realtek HD_AUDIOドライバ
http://www.realtek.com.tw/downloads/downloadsView.aspx?Langid=4&PNid=24&PFid=24&Level=4&Conn=3&DownTypeID=3&GetDown=false

・ATHEROS AR5007EG(無線LANドライバ)
http://www.atheros.cz/download.php?atheros=AR5007EG&system=3

・Synaptics(タッチパッドドライバ)
http://drivers.synaptics.com/Synaptics_Driver_v10_1_8_Vista32.exe


この後、BIOSの設定を変更し、外付けドライブから起動できるようにしてインストールします。
私はここでちょっとはまり、外付けドライブを認識してくれなくて困りました。
どうもチェック時間が短いようで、DVDのスピンアップが遅いと認識してくれないようです。
認識を始めた瞬間に「pause」キーを押して一時停止し、スピンアップを待ってから「enter」で押すことで認識させる事ができました。


VistaSP1以降ならAHCIもすんなり認識してくれるので、BIOSを変更せずともすんなりSSDを認識。
既存パーティションリカバリパーティションを削除し、新たにパーティションを切ってインストール。
(先頭のEISA領域は念のため残しておきました)


インストール後は、inf→マトリクス→ビデオ→その他 という順番でダウンロードしていたドライバーをインストールしていきます。
ダウンロードしていたドライバーを全てインストールした後は、
TOSAPINSフォルダにある、「Bluetooth_Stack」と「TOSHIBA_Value_Added_Package」をインストールします。
これでデバイスマネージャーは全て認識された状態になっているはず。
その他ツール・ソフトを利用したい場合は、「TOSAPINS\HTML」に説明書があるので、ここを参考にインストールしてみてください。


この後は視覚効果を減らしたり(特にアニメーション・フェード系)、SuperFetchやインデックスを停止させたり、
AEROを有効にして半透明効果を切ったりと、一般的な軽量化を行いました。
結果、OS系の機能(設定変更やらエクスプローラーやら)は若干もっさりしますが、後は大体許容範囲の速度に落ち着きました。
AEROが使えているので、ウィンドウが重なってももっさりしないのは良いですね。


アプリ立ち上げ後の作業速度はVista/XPでほぼ変わらないので、
・タブエディタ(真魚)でメモ書き
Excelでちょっと作業
・ニコニコ閲覧(格ゲー関連)
東方緋想天
・1280x720のmp4動画再生
辺りをやってみましたが、概ね問題なさそうです。SSDの読み出しが速いのも効いていますね。


ファンの音に関しても優秀で、ニコニコ閲覧やらゲームを行わない限り非常に静かです(10dbぐらい?)
また、これらで負荷をかけているときも「ブォォォォォォォォン」とまではいかず、音を出していればほぼかき消えます。


バッテリーについては、無線LANを使いながら色々していて2.5時間は持っていたので、
単に立ち上げて作業するだけなら、3.5時間は持ちそうです。
XPが使えなかったのは残念でしたが、Vistaでもそんなに不満はない感じです。良いハードでした。